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オンドゥーラス好きが展開する気ままな話題


by HONDURAS1
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日本国憲法3・・・果たしてそのような世界は来たか!?

第2章 戦争の放棄(戦争放棄、戦力の不保持、交戦権の否認)
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない

60年前このように謳ったような崇高な世界は具現化したか!?
世界は正義と秩序を基調として動いてきたか!?
残念ながら絵空事でしかなかった。
世界は憎しみと猜疑心とを基調とし、誠実のかけらもない武力の威嚇や行使の下に動いてきた。世界のいずれの国も戦争を放棄して、戦力を持たないで、交戦権を否認して、いずれかの大国の庇護の下にもつかないで、この60年生きながらえ得なかった。一見、どちらにも属せず上手く生きながらえたように見えた国も、偶々その狭間で少々上手く立ち回った上での僥倖に過ぎない。僥倖は僥倖に過ぎず明日にも期待するとしたら愚かである。。そんなものは責任有る国家として摂るべき政策ではない。

おそらく日本国憲法に謳った崇高な世界が実現するには人類はまだ数世紀を必要とするだろう。それまではまだ数千万、ことによると幾億の犠牲を経なければならないだろう。
残念ながらまだまだ現実はイスラエルのレバノン侵攻に顕著なように、まだまだ愚行を繰り返すだろう。今後数世紀は。
人類とはその程度の生き物である。
したがって、
数世紀或いは数十世紀後にに実現するかどうかも分からない、究極の平和世界から視て、遥か手前にいる21世紀初頭の発展段階の日本人としては、まだまだ武力による備えを怠る訳にはいかない。

どんなに正義から遠くとも、死ぬのがイヤなら、難民として祖国を失うのがイヤなら、現実的に考えられるよりベターな方法を選択しなければならない。そこから新憲法は出発しなければならない。

明日間にあわ~な iHasta man~ana!
by HONDURAS1 | 2006-09-03 19:01 | 徒然日記