オンドゥーラス好きが展開する気ままな話題


by HONDURAS1
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子供への迎合

domingo,30 de marzo.
産経新聞13面読書欄「著者に聞きたい「先生、そんな言い方しないでください!」おーつるりーこさんの紹介記事を読んで。

世の中いつの間にこんなに子供に迎合するようになってしまったのだろう。全ての子供の言い分を聞いて全ての願いを叶えてあげる。先生は全ての子供の環境、置かれた立場や情況を常に完全に理解して完璧に対応しなければならない。いつからこんな風に神ならぬ身の一介の教師にこれほどの完璧さを求められるようになったのだろう。
自分のたった一人か二人の子供の要求に応えることも出来ない世の親共や世間が、少子化で少なくなったとは言え、一クラス2,30名の子供に常に完璧に対応せよと迫るのは無理ではないか!?
昭和20年、8人兄弟の末っ子として生まれ口減らしに親戚の家に貰われて、著者の生まれた昭和36年16歳で3000円持って東京に家出して以来45年間働き続けて一昨年リタイヤして細々と年金暮らしをしている身としては、その全てが戯言にしか聞こえない。

我々の育った昭和20年代30年代、日本国中みんな貧しく、先生も親も来月の食(しょく)を賄うのが精一杯で、とても子供の個々の事情などかかずりあっている余裕など無かった。一クラスは50数人、一人一人の子供の目線になどとんでもない。

そんな時代でも子供は育った。否、そんな時代だからこそ子供は自立して育ち得たのである。

誰も気にかけてくれないから自分で考え、親や先生や世間の動きを見て自分の生きる道を推し量っていった。親や先生や世の中が自分の個々の都合など配慮してくれなかったしそれが当然だと思った。世の中とはそういう理不尽な物だと思っていた。貧しくて、一日5円か10円の小遣いを節約して貯金し、お父さんの肩たたきをして5円、お使いに行って5円、お風呂の水くみやかまどの番をしてまた5円、そうして一年間必死で貯めて頭金をつくってやっと買った中古の自転車を手にした感激。毎日毎日スポークやリムを磨いて宝物のように扱ったものだ。そういう経験から、欲しい物を得るには何かを我慢して辛い労働をして一定期間堪え忍ぶことで得られるという、人生の一番の基本を学んだ。

何故子供に自身が努力する前から、全てを整えてやらなければならないの?何かが欲しかったら、一定期間辛抱してほかの欲しい物を我慢して努力することの大切さを教えることの方がずーっと大切だと思うのだが。

勉強について行けない子は落ちこぼれるのが当然、一クラス50数人いれば誰かが一番になり誰かが50番になるのは当たり前。全てがなんで大学に行かなければならない。中学で社会に出てプレス工になり、高校を出てタクシー運転手になればいい。全員が大学を出て、全員が社長になったら、平社員や、運転手は誰がなる。電車やバスは誰が動かす?新聞は誰が配達してくれて、田んぼは誰が耕してくれる!分相応の人がいるから世の中が動くのだ。

子供たちよ!若者達よ!今日の日本の信じられないような、豊かさと自由、これらはみんな我々の先人の血のにじむような努力と汗と忍耐の賜と知るべし。初めから豊富な物や、無制限の自由や平等など有るはずもないし、これからもない。ましてや、親や先生や世の中が君たちの前に無条件で用意してくれるはずがない。それらは自分が努力して我慢して辛抱した何年もの後にか叶えられるのだと言う事に気づいて欲しい。

所詮親であれ、先生であれ自分以外は全て他人。他人が自分の全てを理解してくれることなどあり得ない。世の中が理不尽なら自分から発信し行動を起こすのが筋。誰かの所為にするなどもってのほか。我々の先人は、今君たちが味わっている数十倍数百倍の不幸や無理解を堪え忍び、歯を食いしばって乗り越えて今日の日本を作り上げたのだ。

先生はイエスキリストでやムハンマドでも、孔子や老子聖徳太子ではない。彼らと生身の人間、恋いもするしミスもする。たまには夜の盛り場で憂さを晴らしたいだろう。それでこそ人間。
そんな彼らに2,30人の子供の日常や、些細な言動に気を配れとは無理難題。子供はほっとけ!ほっとけば手探りで自ら探し出す。

ニートにホームレス、フリーターにワーキングプアとか、カタカナ用語を並べて自分の努力不足、忍耐不足をごまかし世間の所為にする。先生が理解してくれないから自殺する、ぐれる反抗する。そんな身勝手な奴らに理解は無用。自分の不都合を自分で克服してこそ人間なのだ。

獅子が我が子を千仞の谷底に落とし、可愛い子には旅をさせよ、他人の飯を食わせよとは、世の無理解や理不尽こそ人を逞しく成長させ、艱難汝を玉にすの所以である。甘やかして、泣き言を聞いてやって、益々怠け者を増長させる。そういう教育や子育てはもう止めにしよう。こんな事が続けば日本は駄目になる。

明日間にあわ~な iHasta man~ana!
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by HONDURAS1 | 2008-03-30 19:29 | 甘えの構造