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オンドゥーラス好きが展開する気ままな話題


by HONDURAS1
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甘やかし放題の子供

martes,22 de julio.Hace buen tiempo y bastante caror tambien.
昨7月21日、
京王八王子始発のバス車内での残念な出来事。その家族は、おじいちゃんと子供二人も含めて4,5人だったと思う。私が乗り込んでいたときはすでに二人の子は座席に着いていた。左右の列の先頭、一段高い座席に一人ずつ。右側の運転席の真後ろは4,5歳の男児、左側は小学校2,3年生の女の子。

おそらく、
「僕・私あそこに座りたい!」という、目に入れても痛くない可愛い孫や子の言うがままに抱え上げて座らせた様(さま)が目に見えるようだ。案の定、二人の子供は見通しの良い座席ではしゃいでいる。さすがに右側の未就学男児の脇には母親が付き添っていたが、左側の女の子は一人で終始よそ見をして落ち着かず、ときおり中腰で座席から立ち上がり後方に離れて座っているおじいちゃん達を振り返り、話しかけたりしている。その様子を家族も周囲の誰もたしなめようとしない。丁度立ち上がったときに急ブレーキを踏めば女の子の転落は必至である。そのときの責任は誰が取るのだろう。

遂に私は一言
10分以上その様子を見ていて逡巡の後・・・女の子の行為は危険であること、バス車内は公共の場であなた方家族だけの専有物ではないこと・・・かなり大きな声で訴えた。暫し後、それぞれの座席に親が同席、事なきを得た。

何とも情けない家族である。
可愛い子や孫が言うがままに全てを許容している。やがて(否もう既に)この二人の子供は、世の中のことは自分が望めば全て家族が実現してくれると思いこむ。こうして、子供の欲望のままに叶えてやることを子育てと勘違いしている両親や、祖父母下の環境しか知らないで育った子供は、自分の意に沿わない他人の考え、規則、学校、先生、友人などから学ぶことなく、自己中心の願望を押し通し、叶わなければ全て他人や社会が悪いと責任転嫁して自らを省みることの大切さをいつまでも理解し得ないだろう。

その結果、
後10年を経ずしてこの二人の子供は、車内や公共の場で所かまわず食事をし化粧をし、大股広げて座席を占領したり、地べたでカップラーメンをすすって、ゴミを散らかし放題にして立ち去る若者になることは目に見えている。そのときになって他人の痛みや迷惑を教えてももう遅い。こんな自明なことが判らない親やおじいちゃんおばあちゃんが当たり前になってしまったことが情けない。

車内での大股開きやゴミの散らかしで程度で済んでいるうちは良い。
そのうち、短絡に刃物を持ち出し簡単に友人や肉親を傷つけ、あげくの果てが、バスジャックや秋葉原の無差別殺人となってしまっては手遅れだ。さらには、そんな愚かなな事件をそれなりに非難している間(うち)は良い、頻発する事件に慣れ麻痺して行く日本社会が恐ろしい。そうなる恐れ無しとしない日本が危うい。

いつの間に日本人は子供をしつけることを放棄してしまったのだろうか?
判断力のない子供に、家庭内や自家用車の車内と公共のバスや電車の車内との違いをきちんと諭し、前者と後者では「して良いことと悪いことの区別が有る」ことを何故教えられないのだろうか?子供や孫が可愛ければなおさら、心を鬼にして叱る親は何処へ行ってしまったのか?

3連休最後の日、
無自覚な家族と無関心な乗客が乗ったバスの車内風景が、我慢できない子供やすぐに切れる子供を大量生産している日本の行く末を象徴している、・・・のでなければと祈るのみである。

明日間にあわ~な iHasta man~ana!

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by HONDURAS1 | 2008-07-22 07:28 | 甘えの構造