オンドゥーラス好きが展開する気ままな話題


by HONDURAS1
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2009年 05月 19日 ( 1 )

martes,19 de mayo.Hace buen tiempo y terminar de biaje.
丸々一週間ブログとご無沙汰。よって一週間分のブログは19日歩き終えてからとなる。
1545、南紀白浜のホテル「湯崎館」に到着。これにて我が2009年度、四国88か所遍路&高野山熊野古道巡りも大団円のテルミナル!当初の余裕を見ての見込みより、6日早く終了。ほぼ旅に課した+&の課題…高知市内とはりまや橋めぐり、四万十川川下り、石鎚山登山、タカマキ夫妻との宿坊での出会い…を、すべて果たしての文字通りの大団円である。満足!体重9kg減量は、大満足!!!

5月13日(水)、小雨、
高野山へ長石道を上る。中川旅館の主人あれほど要らない、と言っておき、且つその旨了承しておいたはずの朝食を用意。やむを得ず食べる。しかしながら美味。
慈尊院からの登山路が不明でやや遠回り、15分ほどのロス。それでも1300すぎ大門着、まずは順調。途中大失態、43日間愛用の菅笠を茶店い忘れる。取りに戻る40~50分の時間を惜しんで断念。後でしきりに悔む。高野町は完全に高野山の門前町。外人客も目に付く。
そしてその宿坊は高野山と云うブランドに胡坐をかいてバカ高い。粗末な精進料理で一泊10500円。とりわけ頼んだ日本酒二合で1100円は、橋下知事ではないがぼったくりバー並み。

5月14日(木)、晴れ
高野山から水が峰を越えて大股へ。順調すぎて1300着。河原で時間調整の昼食ののち民宿「かわらぎ荘」へ。こちらの夕食は秀逸、イノシシ鍋、てんぷら、川魚の煮込み、その他もろもろついて、7500円とは大満足。おかげで初めて日本酒を二合追加、都合四合も飲む羽目に。極めて気分良し。この日より、比叡山あたりを回ってきた京都方面の4人組のおばはん、小辺路(こへち)めぐりの藤枝静岡方面のおばはん2名と前後して歩く。ゲナシたり褒めたりバカ話で盛り上がる。
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左藤枝、右静岡。初夏に背いておばはん桜!

5月15日(金)晴れ
小辺路コース二日目、小辺路最高峰伯母子峠(1344m)を越えて三浦口へ。本日も順調1400前に宿に着く。ついてしばらくの後、小生の予約が入ってないと宿の女将さんがのたまう。よくよく聞いてみれば電話を受けた娘のミスで、6月15日と勘違いしていたらしい。これが最初で、2年ほど前に以前やっていた近所の民宿が閉じて、代わりにど素人からはじめた客商売とかですべてがちぐはぐ。食堂は応接間をそのまま使っているので、何とも不便。足の置き場がなく、座って食べるには、テーブルが高すぎて顎を突き出して食べてる感じ。

5月16日(土)、雨のち曇り
小辺路コース三日目、朝からの本降りで、完全装備の合羽上下フードをつけての出立。予想通りの蒸れ蒸れで雨でぬれるより汗でぐっしょり。途中から小ぶりになったのを機に合羽とおさらば。旅路は今日も順調に三浦峠を越えて西中大谷へ下山。舗装路を2時間、十津川温泉へ。全国有数の過疎地の真っ直中十津川村である。何しろ日本一の面積の村とかで、奈良県の四分の一を占めながら人口は数千人。山また山で、おそらく森林面積は90%以上かと推測。道を訊こうにも道筋にも集落にも人影を見るのはごくまれ。もちろん、ケータイもEモバイルも不通。宿の「田花館」の宿泊料は一万余と、一応温泉旅館としての値段らしいが、設備等は民宿並み。ここ三日、毎日1000m級の峠を越える。

5月17日(日)晴天。
三日ぶりの晴天に欣喜雀躍!また京都方面の4人づれのおばはんと登山口で遭遇。果無峠に向かう果無集落…と云ってもほんの数戸…はまさに桃源郷。沢から引いた清水がそそぐ小さな池には池からはみ出しそうな、大きな色鮮やかな鯉が数匹泰然と泳ぎ、石畳が敷地内を通る農家の庭は、刳りぬいた枝先から迸る飛沫きは…それはずっと昔若いころ見た西部劇の馬に水をやるための長方形の桶に…注いでいた。傍らには可憐な野花を添えて。その風景はまるで一幅の絵のよう。さらに登ると、庭から続いた石畳の脇は色とりどりのお花畑。眼下に重畳と続く山々の麓、上湯川が蛇行し昨夜の宿の十津川温泉が鄙びた佇まいを見せる。山頭火ならずとも感慨にふけり、一句詠みたいところである。
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八木尾口へ下山ののち、雨上がりの道を熊野本宮大社へ。熊野三宮の重鎮熊野本宮はそれなりの趣で厳か。最近整備されたと見えてこじんまりとした門前町なかなかきれい。その後、大日越えを経て、宿舎の湯の峰温泉の「あたらし屋」に投宿。この辺りから小辺路が中辺路と合流。

5月18日(月)晴れ
中辺路は2004年の熊野古道世界遺産指定後、にわかに整備された標識等間に合わせのわざとらしい風景が目立つ。古道歩きの人々に対する案内のきめ細かさでは四国に遠く及ばない。そして何より古道ありきで、四国のようにその大地と、それを歩くお遍路さん、それを支える四国の人々、と云った三位一体となった伝統が感じられない。この辺りが、熊野へ来て何かが違う?歩きながら問い続けてきた答えはこの辺にありそうである。どんなに素晴らしい風景でも、また来たいと思わせるものがない。四国の人々のお遍路さんに対する尊敬とはいかないまでも一目置いた接し方が、熊野の人々には皆無である。
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四国の風景…すれ違った小中学生の挨拶、500円のおうどんを200円お接待ですといって300円しか受け取らない食堂のおばあさん、親しげにどちらからと数え切れないほどの問いかけ、仕事中の散髪屋の親父さんが遍路姿の私を見てガラス越しに会釈・・・等々、これらの温かみこそ四国の宝であり文化である。
熊野にはそれがない…。

途中、道を少し間違えて40分ほど無駄足し、湯の峰温泉で紹介された近露(ちかつゆ)の民宿、月の屋着は1545.ひなびた里のひなびた宿。洗濯をしてくれたのは嬉しかった。集落を吹き渡る心地よい風が、旅の終焉間近の心を癒してくれた。

5月19日(火)晴れ
四国遍路+高野山熊野古道巡りの最終日である。予定より6日早い。よって今日は南紀白浜の一流ホテル「湯崎館」にて旅を締めくくる。道中今日も天気に恵まれ、四国歩きで9kgも減量した身軽さで予定より1時間も早く、中辺路の一応の終点滝尻王子に到着。親切な土産物屋にて、古道版菅笠購入。500円とは格安。バスにて田辺市を経由、白浜について彼の動くエンサイクロペディア南方熊楠の記念館を見物後宿に着。49日間の旅は終了。まずは成功!?

アスタマニア~ナ!
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by honduras1 | 2009-05-19 17:12 | 四国遍路