lune,15 de abril. Hace buen tiempo.
1950年代、新日本小国民文庫とか言った名前のシリーズ本がありました。その中の一つ「新しい科学と社会」と云う本を、小学生だった私は夢中で読んだことがありました。そこには、原子力発電を初めとする原子力が創造する未来が希望に満ちて描かれていました。
21世紀には太平洋を半日で往復する原子力飛行機、氷塊を自由に航行する原子力砕氷船、2泊3日で潜水したまま太平洋を渡り水族館の中を行くような原子力(観光)潜水艇、水陸両用原子力自動車、火星まで数日で行ける原子力ロケットが登場!人類は地上大空海底海上海中を自由に駆けめぐるばかりではなく、太陽系にも進出火星にはコロニーから発展した火星政府もでき、将来夏休みに火星の親戚を訪ねてバカンス!なんて生活も夢ではない。という文章に胸を躍らせたものでした。
そしてその本の究極の結論は、
人類は数十年以内に“核融合を制御”地上に太陽を実現して化石燃料の枯渇やそれに伴う争いや呪縛から永遠に解放される。そしてその第一歩が今、茨城県の東海村で計画され間もなく誕生する原始の火である。木材を原料とする薪炭→石炭石油の化石燃料→原子力こそ第三の火である。
そしてそのことは20年前アメリカを初めとするABCDラインの包囲網による資源枯渇をおそれて武力突破を計り一敗地にまみれ、数百万の若者の死と焦土と化した大地と引き替えに学んだ掛け替えのない教訓である。同重量の石炭の400万倍という、桁外れの出力を持つウラン=原子力こそ燃料革命の本命であり、資源小国日本解放の救世主である。
この本の描く未来を信じて(私自身も、そして多くの国民も)半世紀余り、3,11をお迎えあの限りない楽観と限りない絶望への落差は何なんだろう?今年68になる小生は言葉を失っています。
そして、小生よりはるかに若い世代の諸兄諸君!
イデオロギーや、一方の論説に与したり、逆に一方的に非難したり、この場を燃え上がらせるだけでなく、50年後のフェイスブックでの検証に耐えうる議論と為っていくことを希望します。
「老兵は死なず、消え去るのみ」卑怯なようですが今後私は議論には参加しません。本当に原子力は日本と人類にとって必要ないのか!?真摯な意見を拝聴するのみです。
明日間にあわ~な iHasta mañana!